新年度の予算要求の概要が発表されています。今月の26日までパブリックコメントを募集していますので、それぞれのお立場でご意見を出していただきたいと思います。その後、市長が予算要求の内容を検討し、予算案を調製、2月の議会で審議されることになるのです。
 例えば私たちが常々求めていた住宅エコリフォーム資金助成制度は、予算要求では今年度同額の1億円と示されています。環境意識や節電意識の高まりにより市民からの要望が大きく伸びています。札幌市でも経済波及効果は資材発注なども含めて33億円、35倍の効果があるとしています。参入事業者の建設業許可要件の撤廃を行い、広く市内の業者が仕事を請け負えるよう改善すれば、市内経済の活性化に資する事ができます。来年度の予算を大幅に拡大し、市民の申請手続きはより一層の簡素化や要件の緩和を行えば、ますます利用も増えます。地元の仕事が増え、市民にも喜ばれる事業をやってこそ、良い税金の使い方と言えるのではないでしょうか。