日本共産党 札幌市議会議員 坂本きょう子

日本共産党 札幌市議会議員
坂本きょう子

 今年も原水爆禁止2015年世界大会が始まります。今年は原爆投下から70年目の節目の年です。5月にニューヨークで開かれたNPT再検討会議では、核兵器の禁止・廃絶を求める声が国連加盟国の8割にものぼっています。「核兵器を無くせ」の流れは国際的に大きく広がっているのです。「過ちを再び繰り返さない」という決意と、「戦争はしない」・「武器は持たない」と決めた憲法9条の下での反核・平和運動と世論の草の根の行動の成果です。
 一方、国内では戦争する国への道をつくろうと自民・公明が必死になっています。戦争法案の審議が参議院で始まりましたが、世論は廃案への声が日増しに強くなっています。平和を願う全ての皆さんと連帯したいと思います。
 1992年に制定された札幌平和都市宣言は、「戦争の無い平和な世界を築くことは、人類共通の願いです。私たち札幌市民は、日本国憲法が掲げる平和の理念に基づき、正義と公正を重んずる全世界の市民と相携えて世界平和の実現を望みつつ、ここ札幌市が核兵器廃絶平和都市であることを宣言します。」とあります。宣言を実行するのは私たちです。