この4月から保育料が一律10%値上げされました。予算議会で反対したのは日本共産党だけでした。
 3月23日に行われた予算特別委員会には、子育てに関わる値上げはしないで欲しいという陳情が16件提出され、陳情の趣旨説明では苦しい母子家庭の実態や若い子育て世帯の窮状が語られました。
 私は委員会で質問に立ち、「これらの市民の声をどのように受け止めているのか。日本一子育てしやすい街作りという理念と相反するものではないのか。財政難の付け回しを一方的に市民に押し付けるべきではない。」と追求しました。
 市の子ども未来局の答弁は、「待機児童解消のため、保育所を新設するのにお金がかかる。相応の負担をしていただきたい。」、また「保育所を利用する人としない人との公平性を保つため」というもので、市民の生活実態を正面から見ようとしない不誠実な姿勢があらわになりました。
 7月には延長保育料の免除廃止、9月には児童クラブ(児童会館での学童クラブ)の延長保育有料化が計画されています。これらを行わせない議会論戦や、皆さんとの運動を更に強めていきたいと思っています。