日本共産党札幌市議団は3月31日、前日に閉会した第1回定例会の報告会を開きました。全札幌教職員組合、障道協、NPO法人すみれ会など23人が参加しました。
 初の代表質問となった平岡議員は、「市議団が一貫して求めてきた入学準備金の中学校入学前の支給を実現し、小学校についても検討を約束させた」とのべ、また「学校給食費無償化」について、副市長が「子どもの貧困は大きな問題」と検討を表明したと報告しました。各議員から、高すぎる国保料の引下げや保育の問題などについて報告がありました。
 懇談では、「標準授業時数を死守するためスキー授業後でも授業をしている」(全教石狩札幌)と教員の多忙化が加速している実態や、「西鉄グループは精神障がい者の運賃割引きを減収になっても実施している。自分たちの思いを代弁してくれた共産党議員の質問に心打たれた」(すみれ会)、「札幌にも企業内保育所が出来たが保育の質が守られるのか」「救命救急センターの医師7人が辞めると言うがどうなっているのか」などの意見や質問が出されました。