代表質問・論戦・意見書 等

日本共産党札幌市議団

札幌市第2回定例議会・本会議

日本共産党 再質問
(2014年5月22日)

伊藤 理智子 議員

伊藤理智子 再質問 

 2点について再質問したいと思いますけれども、その前に、就学援助の基準引き下げの問題について審議会にかけて、それをふまえて検討するということでしたけれども、非常にやっぱり、今、消費税の増税ですとか、暮らしが深刻になっているという中で、基準が引き下げられるということになったら大変な状況になってしまうという、議会でも議論されたということをふまえた上でね、しっかりと検討していただきたいということを伝えておきたいと思います。
 保育の問題と、生活保護の問題について2点、再質問させていただきます。今年度、1,900人分の拡大をしていくと、対応は今後早急に検討していく、ということでしたけれども、1,900人分にとどまらず、更なる上乗せもあり得るというふうに受け止めてよいのか伺います。また、しっかりとした保育施設、体制の下で保育が行われるべきであり、認可保育所を中心に増設を行うべきだというふうに思うのですが、いかがか伺います。数だけ広げればいいということではなくて、やはり、保育の質を守っていく、このことが非常に重要だというふうに思いますので、保育の質を確保していくというふうに行っていくのか、伺いたいと思います。
 さらに生活保護の問題ですけれども、生活保護の面接相談後、フォローアップの対処等をしなかった1,750件についてですけれども、申請書を持ち帰った人と、ライフラインが大変だというような人たちに限ってフォローしているというような答弁だったのかなといふうに思うんですけれども、申請の意思のない人についてはその後フォローされていないというようなお話でした。この人の、申請の意思がないというふうにみなしたと、いうふうに言うんですけれども、やっぱり生活保護の窓口に相談に来られるっていう人は、余裕があって来る人っていうのほとんどいないと思うんですよね。本当に困って、どうしようもなくなって相談に行くっていう人が多いというふうに思うんですけれども、そういう人たちが、自分の収入が生活保護基準よりも上なのか、下なのかっていうことも、具体的にはなかなか、そういう困っていらっしゃる方は自分ではわからないっていうのが実態だと思うんですよね。ですから、相談した人が自分が生活保護基準より収入が高いのか低いのかっていうことを、相談した方はきちんと収入を聞いて、その方が、あなたは生活保護基準よりも上回っていますよ、とか、低いですよ、っていうことを伝えた上で、申請する意思があるかどうかっていうことを確認しなければ、この方は、自分はもう生活保護基準よりも低いにもかかわらず、それすらも確認されないで帰るっていうことであれば、受けられないんだっていうふうに思ってしまう可能性がありますので、申請する意思があるかないか、本当に確認していくっていうことが重要だというふうに思うんですね。まず、相談者の収入などを聞いて、保護基準に照らして、受けられるかどうかを伝えた上で、申請の意思があるのかどうか聞くべきだというふうに思います。収入も聞かずに、保護を受けらる状況なのかどうかもわからないままで、申請の意思があるかないかと、こういうことで済ませるということは問題だというふうに思います。相談に来た方に対しては、本人の了解のもと、保護基準よりもその方の収入が高いのか低いのか、申請によって保護を受けられるのかどうかを伝えた上で、申請の意思を確認するべきだというふうに思うのですが、いかがか伺います。

井上副市長 答弁

 2点の再質問でございます。子どもにかかわる施策についての、保育についてでございますけれども、最初は、上乗せがあるのかどうかということと、質の関係でございます。
 まず、保育サービスの更なる上乗せについてでございますけれども、待機児童の解消に向けましては、認可保育所も含めまして、さまざまな保育サービスの拡充について検討してまいります。
 それから2点目の、保育の質の問題でございますけれども、保育サービスの拡充にあたりましては、保育の質の確保につきましても可能な限り、十分に配慮してまいりたいと考えております。
 次に、再質問の2項目目、貧困問題でございますけれども、札幌市では、相談の際に、収入の状況等にかかわらず、必ず申請の意思を確認しております。で、申請の意思がない場合は、その理由についても確認をしてございます。先にお答えをしました通り、相談者が保護基準以上かどうかを正確に把握することは困難でありまして、申請の調査によってこの部分は判断すべきものと考えております。なお、相談の際に保護を受けられるかどうかを相談者に伝えることは、場合によっては、保護申請を断念させるおそれもありますため、適切ではないのではないかと、このように考えております。以上です。

伊藤理智子議員

 保育の質の確保については、可能な限りという答弁だったんですけれども、やっぱり、子どもは社会の宝であり、本当に子どもたちの保育を丁寧にしていかなければならないと思いますし、安上がりの中で保育の質が確保されないということは、あってはならないというふうに思いますので、可能な限りというようなあいまいな言葉ではなくて、きちんと確実に保育の質を守って整備していただきたいということを求めておきます。
 それから、生活保護の問題についてですけれども、先ほども言いましたけれども、本当に困って相談に行くわけですから、そういう方たちが、生活保護を申請できるのかどうかっていう収入についてね、お話しするっていうことについては、本人は自分の収入がぎりぎりなのかどうなのかっていうこともわからないわけですから、そういう丁寧な相談をした上でね、生活保護の基準は、40歳くらいだったらだいたいこのくらいだよ、とことをきちんと伝えながらね、やっていくということが非常に大事だっていうふうに思います。やっぱり、申請の意思を確認すると言われても、その行った場所でいろいろ言われても、なかなか相談している人っていうのはわからないっていう状況もあるんですね。だからきちんと、相談するほうは、毎日相談に対応しているわけですから、色々制度について詳しく知っているんですけれども、来られる方はわからないっていう状況の中で、自分の暮らしの見通しが立たない中でね、相談に行っているわけですから、大体の見通しとして、生活保護の基準は、あなたは高いか低いかっていうことも示した上でね、申請の意思を確認するっていうことは、私は申請権を侵害するっていうことにはならないと思いますし、よりきめ細かい支援につながるっていうふうに思いますので、そこをきちんと検討していただきたいということを強く求めまして、質問を終わらせていただきます。