「消費税は上がるんだもね」「いえ、まだ衆議院で可決しただけで決まっているわけじゃないんですよ」「えっそうなの。だったら署名するわ」今、増税反対署名をもって地域を歩いているとこんな話がよく出てきます。
 テレビや新聞をみると、すでに消費増税は決まったかのような報道ぶりですから無理もありません。肝心の増税議論が国会で行われていた時、マスコミはこぞって造反議員が何人出るか、民主党は分裂するのかといった内容ばかりであり、国会議論そっちのけで民・自・公が密室談合していることにも批判的な報道はほとんどありませんでした。
 しかし与党民主党を空中分解させたのは増税反対の圧倒的な国民世論でした。毎週金曜日には首相官邸前に15~20万人の原発反対の声が響き渡っています。
 国民の怒りのエネルギーは沸点に達しています。政治を変えるチャンスは目前です。