2012082201 毎週金曜日に行われている首相官邸前の「原発再稼働反対」の抗議行動はますます広がりをみせています。札幌でも毎週金曜日の夕方6時から道庁前で抗議集会が行われており、先日は800名以上の方が参加しています。
 東京での抗議行動は今月の24日で20回目となります。最初300人でスタートしたものが、のべ参加者が100万人にせまる勢いです。
 「原発いらない」「再稼働反対」との連呼とともに、子ども連れのお母さん達が「放射能から子どもを守れ」と一層大きな声をあげています。
 19日付けのしんぶん赤旗日曜版に作家の瀬戸内寂聴さんが取材に応えています。
 今の政治について、「民主党は政権交代をうたって票を集めたけど、消費税も普天間基地もウソをついた。朝言ったことを夕方変えても平気でしょう」。さらに、反原発の行動や集会の報道をほとんどしないマスコミの姿勢にも「戦前のようだ。言うべきことをだんだん言わなくなった」と懸念をあらわにしています。
 日本共産党と同い年、90歳の瀬戸内寂聴さん。女性の権利や人間の自由にこだわり続ける姿勢に共鳴しました。

日本共産党・紙智子参院議員はじめ、国や国会議員に
市の行財政制度調査特別委員会で重点要望を陳情

 7月31日、2011年度から所属している市議会の大都市行財政制度調査特別委員会で東京に行き、来年度国家予算等に対する札幌市重点要望事項を日本共産党・紙とも子参議院議員に陳情しました。
 紙議員は慌ただしい国会準備のなか、時間を割いて札幌市の財政状況と予算要望についての聞き取りをしてくれました。
 私からは次の5項目について具体的に説明・要望しました。
①脱原発依存社会に向けたエネルギー施策の強化
・再生可能エネルギーの導入や分散型電源に向けた支援
・木質バイオ燃料の利用促進へ の支援、など。
②雇用対策の強化・充実
・北海道には季節労働者が約9万3千人もいることから、冬期雇用の拡大・通年雇用への取り組みへの支援充実と強化
・雇用創出効果の高い新たな交付金制度の創出、など。
③子育て支援策の充実・強化
・国が平成24年度までとしていた「安心こども基金」を踏襲して、保育所整備に係る財源措置の継続と充実
・延長保育事業の負担割合が、平成22年度から国1/3・政令都市2/3に改悪されたため、自治体負担が増えており、延長保育等の拡充に係る財源措置を。
④国民健康保険事業の健全化
・「国保財政安定化支援事業」(自治体が国保会計安定化のために、一般会計から国保会計に予算繰り出しする場合、国がその一部に対して地方交付税措置を講ずるもの)はH25年までの時限措置となっており、引き続き存続と充実を求める、など。
⑤障がい者に対する福祉施策の充実
・短期入所や事業所への報酬の 適正化・引き上げ、など。
 この他にも様々な要望を伝え、その実現への協力を求めました。
 いずれも切実な問題で、国の支援が欠かせません。今後も紙参院議員らと協力し、国に抜本的な改善を行うよう求めていきます。

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紙参院議員(写真・左)に陳情書を手渡す坂本きょう子市議(同・右)

 

 

「坂本きょう子市政事務所」も協力
「拓北住み良くする会」地域要望の実現求め北区土木センターに申し入れ

 8月10日、「拓北住み良くする会」(以下・会)は「坂本きょう子市政事務所」とも協力し、北区土木センターに拓北地域の住民の要望の実現を申し入れ、交渉・懇談を行いました。北区土木センターでは、土門維持管理課長・染谷維持係長らが応対しました。
 会は、地域の懸案となっているJR拓北駅西側踏切り周辺の「ひまわり通り」整備や、同駅南口の歩道の整備、市街化調整区域にある住宅の排水の改善、地域の6m道路の早急な改善など、6項目の要求を行いました。
 土木センター側は踏切り周辺の地権者との折衝状況を示すなど一定の前進の回答を明らかにしましたが、それ以外では具体的な計画には至っていませんでした。
 「拓北住み良くする会」と北区土木センター、そして坂本きょう子市議は、今後も住民の意見を尊重し、要望の実現に向けて交渉・話し合いを継続していくことを確認しました。

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要望の実現求め、交渉する「拓北住み良くする会」のみなさん。=8月10日・北区土木センター=

 

坂本市議 今年も学童保育の職員・保護者と懇談

 日本共産党の坂本きょう子市議は、7月24日、北区にある5ヶ所の民間学童保育所の職員や保護者の皆さんと、様々な要望について懇談。太田秀子2区くらし・福祉対策委員長も参加しました。
 東日本大震災では多くの学童保育所も津波などの被害にあっています。

学童保育所にも防災対策を

 民間学童保育所の施設は築年数が古いものが多く、またその運営が保護者の負担する保育料と市からの助成金に多くを依存しています。そのため、施設の改修費用の準備が難しく、市の助成金削減もあり、ますます困難になっています。
 懇談では学校等の公共施設では災害対策がとられているのに、学童保育の施設には何の手も打たれていない状況に強い不安が続出。子どもたちが安心して過ごせる環境にするため、市に早急に対応を求める声が強く出されました。

学童保育所の意義は大きい 市はミニ児童館との住み分けを明確に

2012082204 一方、上田札幌市長は全ての小学校区へのミニ児童館の整備を公約しています。
 どの学童保育からも、「学童保育は、単なる子ども「居場所ではなく、指導員が一人ひとりに目配りする中で、様々な年齢の子どもが遊び教え指導しあいながら、健全に成長する場で、その意義は大きい」との指摘相次ぎました。
 市はミニ児童館などと学童保育の住み分けを明確にし、学童保育も 市の放課後児童健全育成事業に明確に位置づける事。 また、市は地域住民に、学童保育所とミニ児童館の内容の違いを理解して貰えるよう、市民への充分な情報の提供を強く求める声が相次ぎました。

市は補助を充実させて!

2012082205 この他にも、学童保育所は自助努力で複数の指導員を配置しているのが実情。職員は最低賃金並みの賃金で、何とか学童保育所を維持したいとの思いで、朝から晩まで長時間の勤務に耐えているなど、市の補助の充実を求める痛切な声が出されました。
 坂本市議は、「 市は学童保育の位置づけを明確にするとともに、補助の充実が必要です。今後も皆さんの声を議会に届けましょう」と語りました。

核兵器・原発No訴え、浴衣宣伝

 8月7日、坂本きょう子市議は毎年恒例となっている日本共産党・北区女性後援会の浴衣宣伝に参加。8月に行われる原水禁世界大会にも触れ、「福島原発事故で、日本は三度目の核被害を受けました。核兵器や原発との共存はできません。核兵器・原発NOの声を大きくし、平和な世界と日本を」と訴えました。

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浴衣姿で「核兵器と原発にNo」と訴える坂本市議(写真:右端)

 

 

原水禁世界大会代表を激励

 北区原水協は7月25日、原水爆禁止2012年世界大会に北区から参加する代表5人の壮行会を行い、日本共産党の坂本きょう子市議も参加し激励しました。
 初めて参加する代表からは「被爆者の話を聞いて衝撃を受けました。いろいろな方々と交流して平和について学びたい」、「ありのままを感じられたらと思います。頑張ってきます」と決意がのべられました。

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原水禁世界大会への代表を激励する坂本市議(写真:右端)