札苗緑小学校区にある共同学童保育所「北風クラブ」を視察してきました。
 共働き世帯や一人親世帯などの子どもたちが、楽しく充実した放課後を過ごせるように作られたのが学童保育です。
 児童会館で実施している「児童クラブ」と、民家などを利用している「共同学童保育」があります。
 児童クラブは、市の委託事業なので、保育料は無料(延長保育のみ有料)です。
 共同学童保育は保育料がかかりますが、おやつを出したり、夏休みにキャンプをするなど、親と指導員が工夫して自主的に運営しています。
 国は、学童保育の定員を四十人にする基準を定めていますが、人口急増地帯の北風クラブに通う子どもは七十人にもなり、「児童会館を新設してほしい」という署名運動が広がっています。
 しかし、市の二〇一五年度予算案には、そのための予算が入っていません。
 補正予算を組んででも実施すべきです。
 実現するまでの間、北風クラブを今のままで放置することはできません。
 札苗緑小学校区にもう一つ学童保育所を作ることが必要ですが、札幌市は、ひとつの小学校区に二つの共同学童保育所を認めず、もし作っても補助金は一ヶ所にしか出さないのです。
 私は、札苗緑小学校区に二つの学童保育所をつくり、子どもたちが安心して過ごせる放課後を守りたいです。
 二つの学童保育所、それぞれに補助金を出させるように頑張ります。