ogata 小形市議は、札幌市が2012年に保育料の一律10%値上げを強行したときも、保護者から反対の意見が強く出され、市も子育て世代の大変さを知ったはずだと指摘。今回、国の制度変更だからと何の手だてもとらなかったことに対して「子ども1人あたり38万円の控除がなくなるとどういう影響が出るか、他都市では事前によく調べ、対応しているのに、札幌市はなぜ『みなし適用』継続などの対応をとらなかったのか」と批判。国は「自治体向けFAQ」でみなし適用を認めていることを示し「活用すべきだ」と述べました。
 9月29日に保育料負担増について「救済措置は難しい」と答弁したことに、小形市議が改めて「いまも『やむを得ない』で済ませていいのと考えているのか」と迫ると、秋元市長は「みなさんの声をいただいて詳細な調査を始めた。急激に変わった人については、対応を考えていきたい」を初めて答弁しました。
 小形市議は「札幌市の対応は遅い。子育てする父母の苦労に心を寄せた市政が必要だ。いつもまでに対策をとるのか明らかにし、補正予算を組んですぐに対応を」と求めました。