日本共産党の小形香織札幌市議は9月29日、市議会本会議の代表質問で、秋元克広市長の政治姿勢や、保育、教育、貧困などの問題についてただしました。
 小形市議は「自民党の憲法草案は、9条の平和主義を投げ捨て、国民の人権と自由を抑圧することを可能にする。この草案が国民的な改憲論議のべースに決してなりえない」として、市長の見解をただしました。
 秋元市長は、憲法改正について「必要性や内容について、慎重かつ十分な国民的議論が必要」とのべるにとどまりました。
 泊原発の再穣働について小形市議は、札幌での北電の説明会で反対意見が相次ぎ、「市民の理解が得られたとは到底言えるものではなかった。再稼働の是非について態度を明確にする時期だ」と迫りましたが、市長は「札幌の説明会で全てということではなく、市民・道民に丁寧な説明が行われ、理解が深まるごとが重要」と、自らの態度は明らかにしませんでした。
 小形市議は、市内のすべての小・中学校、高校に配置している外国語指導助手(ALT) の問題について、「業務委託のため、担当教員と話し合い協力して授業をすすめることが違法とされ、チームティーチングが機能しない」と指摘。「低賃金、社会保険未加入など、極めて不安定な雇用となっている。官製ワーキンプアを生みだすことは問題であり、直接雇用にすべきだ」と求めました。
 長岡豊彦教育長は「労働条件は雇用主との労働契約によるが、市教委として雇用の安定化につながるよう契約方法を工夫していく。雇用形態は、優秀な人材や指導水準確保などの観点を踏まえ、引き続き検討していく」とのべました。