02 日本共産党札幌市議団は1日、10月31日に閉会した第3回定例会の報告会を開きました。札幌社保協、新婦人道本部・南支部、札幌東部民商、障道協、建交労、NPO法人すみれ会、白石生健会など23人が参加しました。
 報告にたった伊藤りち子団長は、秋元市政は「開発を優先し、福祉、介護や医療、教育は軽視」と指摘。村上幹事長は都心アクセス道路について「『創成川通りの死傷事故率が高い』『救急搬送時間短縮による救命率向上』など、札幌市がいう『期待される効果』には、何一つ根拠がない」と批判しました。
 懇談では、小中学校はじめとするアスベスト(石綿)問題が大きく取りざたされ「札幌市は、アスベストの危険性の認識がないのではないか、肺がんなど発症までの潜伏期間も30~40年かかり長期にわたる対応が必要」(建交労)、「アスベストが含まれている市の施設を10年以上利用していたので心配だ」(すみれ会)、「学校給食や市民の健康管理などの対策、予算を含め、市は情報提供すべき」(東部民商)、「就学援助の入学準備金を3月に支給するよう申し入れを行った」(新婦人)、「精神障がい者の運賃半額割引きが棚上げ状態になっている。地下鉄と市電で先行して欲しい」(障道協)、「国保引下げが2万筆を超えた。さらに運動を強めたい」(社保協)など多くの意見がだされました。